くちびる遊び 新潮文庫 は-67-2
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くちびる遊び 新潮文庫 は-67-2
新潮社
花房/観音∥著
山奥の宿坊。妖艶な僧が、手で舌で、私の体を清めていく…(「女禁高野」)。狂おしいほどに疼き、したたり、吐息が漏れる。男と女の心の秘部を押しひらく、文庫オリジナル欲情短編集。
「女の匂いをさせては、獣が来ます」山奥の宿坊。妖艶な僧が、手で舌で、私の体を清めていく―(「女禁高野」)妻よ、俺の顔に跨ってくれ。潤みに塗れたその尻で潰してくれ(「悦楽椅子」)先生は、私の髪で先をくすぐられるのが、たまらなく好きでしょう?(「みだら髪」)狂おしいほどに疼き、したたり、吐息が漏れる。団鬼六賞作家が男と女の心の秘部を押しひらく、文庫オリジナル欲情短編集。
花房 観音(ハナブサ カンノン)1971(昭和46)年、兵庫県生れ。京都女子大学文学部中退後、映画会社や旅行会社などの勤務を経て、2010(平成22)年に「花祀り」で団鬼六賞大賞を受賞しデビュー。現在も京都でバスガイドを務める。ホラー小説も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Artikelnummer / ISBN: 9784101205823